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Our research project

HP休眠模式図.png

プロジェクト 1
休眠を誘導する微小脳システム

動物種の70%以上を占める昆虫は、地球上の様々な環境に成功した動物グループです。その昆虫の柔軟な環境適応を支える1つ生体システムとして、生存に適していない環境下で一時的に発育・生理活動を休止させる休眠システムがあります。

​昆虫の小さな脳内で、どのように環境変化に応じて休眠誘導が適切に行われているのか?、その脳内神経メカニズムについて解析を進めていきます

HP 日長測定機構.png

プロジェクト 2
体内時計による季節読み取り機構

特に温帯地域では、季節に応じて外部環境が劇的に変化するため、野外の生物は季節を正確に読みよる必要があります。これまでの長年の研究から、季節を知らせる1日の日の長さ(日長)を読みとるために、体内で約24時間を刻む概日時計が重要であることがわかってきました。

この概日時計を使ってどのように日長を読み取っているのか?、その生体メカニズムを解き明かしていきたいと思います。

HP 成長 概日時計.png

プロジェクト 3
発達段階における体内リズムが開始する生理学的な意義

体内で約24時間を刻む概日時計は様々な生理現象に関与しています。

この概日時計は発生段階のいつから時間を刻み始めるのか?、そして概日時計の振動開始が発生においてどのように関与しているのか?、その謎に迫っていくための解析を進めています。

HP 成長 変態ネットワーク.png

プロジェクト 4
体内時計による発育タイミングの決定

昆虫は発育・変態に伴い劇的に体の構造を変化させます。

​この昆虫の変態を制御するシステムとして変態遺伝子ネットワークMetamorphic Gene Network=MGN)がこれまでに報告されています。

このMGNによる発育タイミングがどのようにコントロールされているのか?、​そのタイミング制御機構として概日時計との関係性に注目し解析していきます。

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